自費出版物は売れるのか ~ 自費出版のススメ
趣味や特技が高じて、自分の手がけた小説やエッセイ、詩、あるいは漫画や画集を自費出版することは、ひとつのブームを迎えています。
中にはプロ顔負けの優れた作品も多く、ベストセラーになる作品も多数生まれ、話題になりました。
日ごろからそのような制作活動を行っている方々にとって、出版は大きな夢であり、モチベーションの維持にも繋がりますね。
では、実際には自費出版物はどのくらい売れるものなのでしょうか。…残念ながら、現実はなかなか厳しいものがあります。
最近では活字離れの現象、また不況のあおりも受けて、プロの作品ですら販売実績は下降傾向にあります。
その中で、自費出版物の売れ行き状況も決してよいとは言えません。でも、文学作品というのは、営利だけを目的としたものではないはずです。
売れるかどうかというのはあとからついてくる結果であり、やはり、文化的な価値の高いものを創作する意義と価値を忘れてはいけないと思います。
売れるかどうかという価値基準だけにこだわって作品を評価したり、自分の能力を判定したりするのはナンセンスだと思います。
売れないからと言って、作品に価値がないわけではありません。
ただ、自費出版を行うことになれば、やはりそれ相応の資金が必要になることは事実です。
そのため、家族の理解を得ることはもちろん、「売れないかもしれない」という現実的なリスクを十分に自覚した上で踏み切ることが必要だと思います。